〜オープンソースのGISソフト「QGIS」でAIを活用し、法人研修から実務での運用まで支援〜
位置情報技術を活用したシステム開発やコンサルティングなどを提供する株式会社MIERUNE(本社:北海道札幌市、代表取締役:桐本 靖規、以下「MIERUNE」)は、オープンソースのGISソフト「QGIS」で、地図作成やデータ分析の作業をAIに日本語で頼めるようにする研修・導入支援の提供を開始します。
世界中で利用されているQGISは、日本でも防災や都市計画、インフラ管理、農業・林業、環境調査、不動産、研究・教育など、企業や自治体の幅広い分野で活用されています。MIERUNEが2026年10月に無償公開したQGISプラグイン「Mapsuke」を使うと、「人口データを取ってきて、市町村ごとに色分けした地図にして」と伝えるだけで、AIが必要な手順を組み立ててQGISを操作します。
一方で、AIに的確に指示し、出てきた結果が正しいかを判断するには、地図データの構造や座標系、分析手法といったGISの基礎知識が変わらず重要です。操作手順を覚える時間が減るぶん、「何をどう頼むか」「結果をどう確かめるか」が担当者の役割になるためです。
MIERUNEは、これまで延べ1,000名以上が受講したQGIS研修の知見とMapsukeの開発経験を活かし、基礎知識の習得からAIを使った業務の効率化までを、公開講座、企業・自治体向けの法人研修、QGISサポートを通じて支援します。

Mapsukeの起動画面
背景
Claude CodeやCodexに代表されるAIエージェントが業務で使われるようになり、地図やデータを扱う分野でも、集計や分析、地図作成といった作業を言葉で指示できる環境が整いつつあります。
ただし、AIを実際の業務に取り入れるには、利用環境の準備や指示の出し方、処理結果の確認など、押さえておくべきことがあります。特に組織で使う場合には、どの作業をAIに任せ、日々の業務にどう組み込むかといった検討も必要で、個人で試すのとは別の難しさがあります。
MIERUNEは、こうした段階にある組織がAIによるGIS業務の効率化を無理なく進められるよう、研修と導入支援を提供します。
Mapsukeについて
Mapsukeは、QGISの画面上でチャットするだけで、接続したAIがQGISを操作するプラグインです。細かな操作手順を覚えていなくても、やりたいことを日本語で伝えるだけで作業を進められます。
例えば、公開データを取得して集計し、色分け地図に仕上げるまでを一度の指示で行えるほか、位置情報のない紙の図面を地図に重ねて作図したり、衛星画像から植生の変化を計算して時系列のアニメーションにしたりと、複数の処理を組み合わせた作業にも対応します。QGIS公式プラグインリポジトリから無料でインストールできます。

Mapsukeで公開データの取得から色分け地図の作成までを行う様子
使い方の詳細は、QGIS LABの記事でご紹介しています。
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QGISをチャットで操作!AIエージェントプラグイン「Mapsuke」の使い方
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Mapsukeをもっと使いこなす!複数の処理・ツール化・プラグイン連携
https://qgis.mierune.co.jp/posts/howto_plugin_mapsuke_advanced
※Mapsukeの利用には、QGIS 3.44以降と、Claude CodeまたはCodex CLIのいずれかが必要です。Claude Code、Codex CLIの利用料金は、各サービスの契約に基づきユーザー様にご負担いただきます。
提供メニュー
MIERUNEでは、Mapsukeを活用した公開講座を開催するほか、企業・自治体向けの研修や、実際の業務への導入・運用を支援します。QGISの利用経験や業務内容に合わせて、AIを無理なく使い始め、日々の業務に活かせるようサポートします。
1. 公開講座「QGIS×AIエージェント実践講座」
QGISの基本操作を身につけた方が、AIを使って作業をさらに効率化するためのステップアップ講座です。Mapsukeを通じてやりたいことをチャットで伝えながら、データの取得からレポート用・Web公開用の地図作成まで、一連の作業を進める方法を学びます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 講座名 | 【QGIS研修】QGIS×AIエージェント実践講座〜Mapsukeプラグインによるワークフローの効率化〜 |
| 日時 | 第1回:2026年11月17日(火)13:30〜16:30 第2回:2026年12月8日(火)13:30〜16:30 ※両日とも同じ内容です |
| 形式 | オンライン(Zoom) |
| 受講料 | 33,000円(税込) |
| 詳細・お申し込み | 第1回:https://qgis.mierune.co.jp/training/training-261117 第2回:https://qgis.mierune.co.jp/training/training-261208 |
※受講にはClaude CodeまたはCodex CLIのご利用環境(サブスクリプション契約またはAPIキー)が必要です。
2. 法人向け研修
企業・自治体のご担当者向けに、講師派遣またはオンラインで研修を実施します。Mapsukeの導入と基本操作から、処理内容の確認の仕方、複数の処理を組み合わせた作業、繰り返し行う作業の自動化まで一通り学べるほか、定期的なデータ集計や色分け地図の作成など、実際の業務データを題材にした研修も可能です。
QGISの操作に慣れていない方が多い組織では、基礎研修と組み合わせた段階的なプログラムもご提案します。来年度の研修計画に向けたご相談も受け付けています。

MIERUNEが実施した講師派遣によるQGIS研修の様子
3. QGISサポートでのAI活用支援
MIERUNEのQGISサポートは、導入時の支援や日々の操作相談から、データ作成・解析、定型作業の自動化、運用設計まで、QGIS専門チームが年間を通じて組織のQGIS活用に伴走するサービスです。社内に相談できる人がいない、作業の進め方が正しいか判断しづらいといった組織の課題に、外部の専任パートナーとして応えます。
このサポートの中で、Mapsukeの環境構築や指示の出し方、業務に合わせた活用方法についてもご相談いただけます。お客様固有の業務で繰り返し行う作業をAIに任せるための仕組みづくりは、別途ご相談に応じて支援します。
QGIS業務へのAI活用について、お気軽にご相談ください
「AIでどのような作業ができるのか知りたい」「普段の業務を効率化できるか試してみたい」「組織でMapsukeを使うための研修を実施したい」など、具体的な内容が決まっていない検討段階からのご相談も受け付けています。お客様の業務内容や課題に合わせた活用方法をご提案します。

QGISの活用段階に合わせたMIERUNEのサービス
研修・支援の詳細やお問い合わせはこちら
今後の展望
MIERUNEは2016年の創業以来、QGISのプラグインを無償で公開し、QGISコミュニティへの寄付や研修事業、QGIS LABでの情報発信などを通じてQGISの普及に取り組んできました。
今後は、Mapsukeを活用した研修や法人での導入支援、QGISサポートでの活用支援を継続的に拡充し、オープンソースのツールを通じて、AIによるGIS業務の効率化をより多くの現場へ広げてまいります。
QGIS LABメールマガジンのご案内
MIERUNEが運営するQGISの情報サイト「QGIS LAB」では、QGISの最新情報や使い方の記事、MIERUNEの研修・サービスのご案内をメールマガジンでお届けしています。Mapsukeの新機能や講座の開催情報もお知らせしますので、ぜひご登録ください。
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◾️会社概要
社名:株式会社MIERUNE(MIERUNE Inc.)
本社所在地:〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西8丁目1-8 F-60(エフロクマル)3F
代表取締役:桐本 靖規
設立:2016年6月
◾️事業内容
- ITや地理空間情報を活用した業務改善・開発のコンサルティング
- ITや地理空間情報に関する研修・講演会の企画運営
- Webサイト・Webサービス・ソフトウェアの企画・研究・開発
- データベースの企画構築解析支援やコンサルティング
◾️本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
株式会社MIERUNE 広報担当
※記載されている会社名、製品名、サービス名は、各社の商標または登録商標です。
※本リリースに掲載している画像は、以下のデータを加工して作成しています。
- 国土数値情報「都道府県地価調査」「行政区域」(国土交通省)
- 地理院タイル(国土地理院)