2022年7月10日、奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)自然言語処理学研究室の大内啓樹助教がMIERUNE札幌オフィスを訪れ、社員らと議論を交わしました。
大内氏は、コンピューターで人間の言葉を扱う人工知能の一分野「自然言語処理(NLP)」を専門とする研究者で、日本でも有数の規模を誇るNLP研究グループ、NAIST渡辺研究室に助教として在籍されています。
2022年度には日本学術振興会の科研費基盤Bに、自身が研究代表者を務めるプロジェクト「文章中の人物の移動軌跡を実世界の地図上に接地するための基礎研究とその応用」が採択され、まだ世界的にも研究があまり進んでいない「地理空間」と「言語処理」の融合領域を開拓するべく活動されています。
NAISTとMIERUNEは、NLPとGISに関する勉強会をこれまでオンラインで継続的に開催しており、それを踏まえて今回は初めてオフラインで議論する場となりました。
議論の内容は、弊社の勉強会ページでも一部公開しています: 社内勉強会 #037
MIERUNEはこれからも、位置情報に関する経験や技術をもとに、様々な他分野とも積極的に交流し、知見を社会へ還元していきます。