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国土数値情報をQGISから直接利用できるプラグイン「KSJ Browser」を公開

ダウンロードサイトを開かずに、ブラウザパネルから探して地図に追加。必要なファイルだけを取得できる、オープンソースのQGISプラグイン

位置情報ソリューションのリーディングカンパニーである株式会社MIERUNE(本社:北海道札幌市、代表取締役 CEO:桐本靖規)は、2026年10月30日(金)、国土交通省が公開する「国土数値情報」をQGISのブラウザパネルから検索し、そのまま地図に追加できるQGISプラグイン「KSJ Browser」を、QGIS公式プラグインリポジトリにてオープンソース(GPL v2以降)で公開いたしました。

背景と目的

国土数値情報は、行政区域、土地利用、災害・防災、施設、交通など、国土に関する基礎的な地理空間情報を国土交通省が整備・公開しているデータです。行政・研究・民間を問わず幅広く利用されていますが、QGISで利用するには、Webサイトでデータを探し、ZIPファイルをダウンロードして展開し、必要なファイルをQGISに読み込むという手順が必要でした。年度やデータ形式が複数ある場合や、過去年度のデータを探す場合には、この手順が煩雑になりがちです。

MIERUNEはこれまで、QGISの研修や技術発信、オープンソースプラグインの開発を通じて、地理空間情報を誰もが扱いやすくする取り組みを続けてまいりました。「KSJ Browser」は、国土数値情報の利用における「探す・ダウンロードする・読み込む」の手間をQGISの中で完結させ、データ活用のハードルを下げることを目的に開発したプラグインです。

本プラグインの主な特長

  1. ブラウザパネルから探して追加:QGISのブラウザパネルに「国土数値情報」が追加され、ダウンロードサイトと同じ分類から、データ、年度、地域の順にたどってデータを探せます。ファイルをダブルクリックするか、マップにドラッグするだけで地図に追加できます。
  2. 必要なファイルだけを取得:ZIPファイルの中身をダウンロード前に確認し、必要なファイルだけを取得します。起動時に全データをダウンロードすることはなく、レイヤーを追加するときに必要な分だけ取得します。
  3. 過去年度・旧形式のデータにも対応:最新年度だけでなく過去年度のデータも取得できます。旧形式のデータも分類して整理しており、GDALで読めない形式は原本をダウンロードして利用できます。
  4. メッシュを地図上でクリックして取得:メッシュ単位で配布されているデータは、メッシュ索引を地図に表示し、必要な範囲をクリックするだけで取得できます。
  5. 説明・属性定義・利用条件をすぐに確認:右クリックメニューから、公式の説明ページ、属性定義、利用条件を開けます。
  6. 2つの読み込み方式:指定フォルダに保存して繰り返し使う方式と、一時レイヤーとして追加し、レイヤーを削除するとファイルも削除される方式から選べます。
  7. Processingツールボックスにも対応:検索、配布一覧、ZIP目次、取得、レイヤー読み込み、メッシュ索引作成などのアルゴリズムを提供しており、Pythonからの呼び出しや処理の自動化にも利用できます。
  8. 文字コードの自動判定:Shapefileの文字コードを自動で判定して適用し、属性の日本語が文字化けしにくくなっています。

動作環境

QGIS 3.44以降(QGIS 4.xを含む)に対応しています。Qt 5版・Qt 6版のいずれでも動作します。

インストール方法

QGISのメニューから[プラグイン]→[プラグインの管理とインストール]を開き、「KSJ Browser」で検索してインストールしてください。インストール後、ブラウザパネルに「国土数値情報」が表示されます。

使い方の詳細は、QGIS LAB by MIERUNEの記事をご覧ください。

国土数値情報をQGISのブラウザパネルから追加!〜KSJ Browserプラグイン〜

◾️会社概要

社名:株式会社MIERUNE(MIERUNE Inc.)

本社所在地:〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西8丁目1-8 F-60(エフロクマル)3F

代表取締役:桐本 靖規

設立:2016年6月

◾️事業内容

・ITや地理空間情報を活用した業務改善・開発のコンサルティング

・ITや地理空間情報に関する研修・講演会の企画運営

・Webサイト・Webサービス・ソフトウェアの企画・研究・開発

・データベースの企画構築解析支援やコンサルティング